がんを治したい!どう選ぶ治療法?

薬物療法(抗がん剤治療)について

薬物療法(抗がん剤治療)とは?

薬物療法とは、抗がん剤の投与によってがん細胞を殺す方法です。抗がん剤の投与によって、がん細胞が増えるのを抑えたりする働きもあります。薬物療法は全身療法の一つですので、手術では切り取ることの出来なかった全身に転移したガンに用いられる場合があります。

薬物の投与方法としては、静脈注射や経口投与などがあるようです。

なぜガン治療で薬物療法が用いられるかというと、第一に患者さんのガンが増えるのを遅らせるため、第二に痛みなどの症状を軽くするため、そして第三に患者さんのQOL(クオリティ・オブ・ライフ)-全身状態や生活状態ーを改善させることためだそうです。

抗がん剤といってもたくさんの種類が現在存在するそうで、一つ一つ効果や副作用も違ってきます。患者さんの持病や体力、また本人の希望も考慮して、実際に治療が始まったらどのような生活になるかを想像して選択することが大切だそうです。

副作用はどうなっているのか?

抗がん剤の副作用は以前と比べるとだいぶ良くなっているものの、完全に無くすことはまだ出来ていないのが現状のようです。一般的な風邪薬などですと、効果は多くの人に見られるが副作用はさほど強くないこともあると思います。抗がん剤の場合は効果は少ししか見られないが、副作用が出てくるものも、また難治のガンなどの場合、さらに効果がなかなか見られないものも残念ながらあるようです。

一般的に抗がん剤は、投与する量が増えると効果が出てくるものが多いようです。しかし、さらに投与量を増やすと、今度は副作用が出てくるということも多いです。

どうすればよいのかという点ですが、効果と副作用のバランスを保ちながら、最も良い抗がん剤と方法を医師と相談し、自分の生活スタイルと希望にあった方法を見つけていくというのが最善だと思われます。


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